地味で良いお肉です。
宮崎牛の入荷です。
ランプとイチボをご覧ください。
まずはランプ。
小豆色の見るからに美味しそうな赤身部分。
そして本当にきめ細かな霜降り。
この霜降りは、お肉をカットした瞬間
とてもとても目立ちませんでした。
一瞬、サシが入っていないのかとガッカリしたほどです。
しかし空気に触れ赤身の色がきれいに発色し始めると
霜降りもはっきりと表れてきました。
これっ、
かなりマスター好みです。
全般的に突き出たキャラクターはありませんが
こういうお肉って旨いんですよね。
そう、旨いのです(確認済み)。
残念ながらとても小さな牛でランプもイチボも量が取れません。
早い者勝ちです。
今回、久しぶりのお肉の入荷となりました。
コロナの影響でお客さんが減って仕入規模が縮小していることもありますが、
何より良いお肉が市場に出回っていないのです。
欲しくても仕入れられないのです。
しかも値上げの波は、御多分に漏れず、この業界にも押し寄せています。
ウクライナの影響は一過性です。
背後には地球温暖化という大きな課題が存在します。
穀物の価格は急上昇です。
当然、牛の飼料は輸入穀物に頼っています。
これまでの価格でお肉が食べられなくなるのは確実です。
覚悟する必要があります。いろいろな覚悟を・・・・・